13日発表された国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(CEPAL)の速報値によれば、2010年の中南米経済はGDP比6%の成長を達成し、マイナス1.9%に落ち込んだ09年から力強いV字回復を遂げた。ペルー(8.6%)、アルゼンチン(8.4%)、ブラジル(7.7%)などが資源需要と旺盛な内需に支えられ高成長を遂げ牽引した結果だが、ベネズエラがマイナス1.6%のほか、ボリビア、エクアドルが3%台と、急進左派政権の実績との間に差が出てきたのが特徴である。(Balance Preliminar de las economías de América Latina y el Caribe 2010, www.cepal.com)
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