十二月四日、東ティモールの首都ディリ市内で暴動が発生、政府関連施設、外資系ホテルなどが被害に遭い、非常事態宣言の発令が取り沙汰される事態となった。 また、マリ・アルカティリ首相宅、首相の弟で駐マレーシア大使のジャファール氏宅、駐韓国大使に内定したとされるアフマド氏の家も放火された。暴動の底流にアルカティリ政権への不満のあることが裏付けられた形だ。 同政権には、主要閣僚のスキャンダルも浮上している。主役はロジェリオ・ロバト内相で、姪をレイプし妊娠させたというもの。十一月初旬に一族内で発覚、内相は袋叩きにあって負傷し、海外で治療を受けたという。
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