1月10日立候補が締め切られたペルー大統領選には13人が立候補し、4月10日の投票に向け選挙戦がスタートした。
選挙は、「国民連帯」(カスタニェダ前リマ市長)、「可能なペルー」(トレド元大統領)、「勢力2011」(ケイコ・フジモリ議員)、「ペルー勝利」(ウマラ)、「大変革」(クチンスキ元首相)らの選挙同盟と、アプラ党(アラオス前経済相)を中心に展開されることになる。
候補者リストが出揃った直後の12月19日に公表された世論調査(IpsosApoyo)では、カスタニェダ(23%)、トレド(23%)、ケイコ(20%)の3人が先頭を走り、ウマラ(11%)が続いている。クチンスキ、アラオスはいずれも5%止まりである。調査は主要都市部を対象としたものであり、選挙戦も開始したばかりで、現時点での予測は時期尚早だが、前者4人の争いに絞られたとみてよく、混戦が予想される。
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