日本経済新聞の「日立・三菱重工 統合へ」というトップ記事。朝日新聞はネットの速報で、両社は交渉を認めつつも、事業統合の合意には至らず、本日予定だった会見も見送ると報じています。日経は統合すれば売上高12兆円の新会社誕生としていましたが、どうなるのでしょうか。フォーサイトも近日中にこの問題についてはレポートしたいと思います。両社の統合となれば注目を集めるのはインフラと原発事業。日立のこれらの事業展開の中身については、バックナンバー「絶好調の日立『総花経営』は開花したのか」をご覧ください。
一方、朝日新聞は経済産業省の次官をはじめとする3首脳の更迭を伝え、すでに午前中、海江田大臣がそれを正式発表しました。他のメディアも「やらせの引責」と報じています。ということで、世間的には「更迭」ということになっているわけですが、実は不祥事を逆手にとって役所が都合のよい人事を決行した、という見方もあるようです。そもそも菅政権は役所の幹部人事は凍結していたはずなのですが。
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