欧州支援に「そんな食欲はない」と言った温家宝

執筆者:野嶋剛 2012年2月5日

いま、中国をドイツのメルケル首相が訪れているが、ちょうど欧州の金融危機のまっただ中であるだけに、中国側がどんな対応を取るのか、注目されていた。ドイツは中国にとって欧州で最大の貿易相手国であり、中国に対する投資が欧州で最も多い国でもある。

メルケルは訪中中にリベラルな報道で知られる「南方週末」を訪れようとして断られたり、人権派の弁護士に会おうとしたりして、それなりに中国政府を困らせてはいたが、カウンターパートになった温家宝とは、首相としての訪中が五回目とあって、二人はけっこう打ち解けた雰囲気だったようである。

カテゴリ: 経済・ビジネス
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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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