国際論壇レビュー
シリア内戦とイラン核武装論
国連とアラブ連盟の合同特使として停戦を目指してきたアナン前国連事務総長も匙を投げた。特使辞任を表明した8月2日、シリア内戦は「沈静化の兆しも見えない」とアナン氏は英紙「フィナンシャル・タイムズ」への寄稿で言い、「バシャール・アサド(大統領)は辞任すべきだ」と、きっぱり退陣を求めた。だが「国際社会は何の力も発揮できていない」。特にロシア、中国、イランに対し、アサド政権を説得するよう要請した。【My departing advice on how to save Syria, The Financial Times, Aug. 2】
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