日本における「右と左」とは?

執筆者:フォーサイト編集部 2013年4月15日

本日の更新記事は、宇野重規さんの「政治をゼロから考える(18)日本において『保守とリベラル』『右と左』は何を意味するか(後編)」です。考えれば考えるほど、ヨーロッパの「保守と社民」、アメリカの「保守とリベラル」は、日本の政治状況の区分法として説得力がありません。「グローバル化が進む中で不安定化した人々の暮らしをいかに守っていくか」を争点にするというのはどうでしょうか。

「専門家の部屋」では、「中国」に「中国の『主要矛盾』を突いた日台漁業交渉の合意」(野嶋剛さん)の新エントリ。支持率低迷に苦しんでいた台湾・馬英九政権は、中国からの秋波を袖にし、日本との合意による実利を得ました。中台間にくさびを打ち込んだ自民党政権には知恵者がいるようです。

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