30数年来愛人関係にあったカミラ・パーカー・ボールズさんと結ばれたチャールズ英皇太子は、子供のころからナニー(乳母)・コンプレックスがあったといわれる。 母親のエリザベス女王は超多忙で、父のフィリップ殿下は厳しく叱りつけた。皇太子はやさしく守ってくれる乳母に甘えて育ち、それがカミラ夫人のような年上の落ち着いた女性にあこがれる素地となった。 加えて、カミラ夫人にはユーモアがあり、温かい性格。「ダイアナにはジョークが通じない」とこぼしていた皇太子は、ダイアナ元妃が1997年にパリで自動車事故死した後、カミラ夫人との関係を周到に演出し、遂に結婚にこぎつけた。
この続きは会員登録をすると読むことができます。
「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン