パキスタン「核の父」にイランが面会希望

執筆者: 2005年10月号
カテゴリ: 国際

 核開発を目指すイランが、パキスタンの「核開発の父」アブドル・カディル・カーンと接触を図ろうとしているとの情報がある。 イスラマバードの消息筋によれば、イランの革命防衛隊の幹部三人が八月上旬、パキスタンに入国、自宅軟禁下に置かれているカーンとの直接会談を求めたが、パキスタン当局から拒否された。 しかし、カーンの代理人と革命防衛隊幹部との会談がセットされ、幹部らの要請がカーン本人に伝えられた模様だ。 どのような要請が行なわれたのかは一切伝えられていないが、幹部のうち二人はかつてテヘランでカーンと会い、射程三千キロで核搭載可能なミサイルの開発について話し合ったことがある人物だという。

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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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