インテリジェンス・ナウ
アラファトをポロニウム210で殺したのは誰だ――スイス調査で深まる疑惑
パレスチナ解放のカリスマ的指導者だったパレスチナ自治政府のヤセル・アラファト議長が2004年11月11日に不審の死を遂げてから9年がたった。
スイス・ローザンヌ大学法医学センターは、カタールの国際テレビ局アルジャジーラの依頼を受けて、昨年墓場から掘り返された議長の遺体から組織20検体を採取して調査(記事末尾の写真参照)。その結果、故アラファト議長の死因は放射性物質ポロニウム210の投与が原因であることが「中程度の」信頼度で証明された、とアルジャジーラが報じた。
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