小泉純一郎元首相の「原発即時ゼロ」発言が、政界に衝撃を与えている。12日、東京・内幸町の日本記者クラブで行なわれた記者会見は、350席の大ホールが「満員御礼」となった。小泉氏は71歳。来日中のポール・マッカートニーと同じ年だが「人気もポールなみ」というささやきが記者団から漏れた。
1時間19分に及ぶ小泉氏の主張はシンプルだ。
「核のゴミの最終処分場を国内につくることは『3.11』の前でもできなかった。今、できるわけがない」
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