1月7日、フランスの政治風刺週刊新聞『シャルリー・エブド』のパリ本社を襲い、12人を殺害して逃走したクアシ兄弟は、パリ北東ダマルタンアンゴエルの印刷所に人質をとって立てこもったが、9日夕方、仏特殊部隊の攻撃で射殺された。『シャルリー・エブド』紙は過去にも預言者ムハンマドの風刺絵を掲載し、イスラム原理主義者からターゲットとされていた。
フランスの9.11
一方で、パリ市内のポルト・ド・ヴァンセンヌのスーパーマーケットで人質をとって立てこもっていたアメディ・クリバリ容疑者も同時間に特殊部隊によって射殺されたが、人質のうち4人が死亡した。

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