台湾「次期総統」有力候補「蔡英文」の対中国政策はどうなるか

執筆者:野嶋剛 2015年2月20日
タグ: 中国 台湾
エリア: アジア

 台湾の民進党主席である蔡英文が今週、総統候補に立候補する党内手続きを行った。党内ではライバル視されていた蘇貞昌・前党主席も、頼清徳・台南市長も出馬をしないことを表明したため、蔡英文が民進党を代表して2016年1月に決まった総統選を戦うことが早々と確定した。

 思い出すのは2008年のことだ。当時の国民党は馬英九が立候補することが党内で早々にまとまり、一方の民進党は最後までもめたあげく、謝長廷と蘇貞昌が候補者の座を巡って争い、投票の結果、謝長廷が勝つには勝ったが、党内に残した対立の傷は最後まで癒されず、馬英九に歴史的大敗を喫した。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
野嶋剛 1968年生れ。ジャーナリスト。上智大学新聞学科卒。大学在学中に香港中文大学に留学。92年朝日新聞社入社後、佐賀支局、中国・アモイ大学留学、西部社会部を経て、シンガポール支局長や台北支局長として中国や台湾、アジア関連の報道に携わる。2016年4月からフリーに。著書に『イラク戦争従軍記』(朝日新聞社)、『ふたつの故宮博物院』(新潮選書)、『謎の名画・清明上河図』(勉誠出版)、『銀輪の巨人ジャイアント』(東洋経済新報社)、『ラスト・バタリオン 蒋介石と日本軍人たち』(講談社)、『認識・TAIWAN・電影 映画で知る台湾』(明石書店)、『台湾とは何か』(ちくま新書)、『タイワニーズ 故郷喪失者の物語』(小学館)、『なぜ台湾は新型コロナウイルスを防げたのか』(扶桑社新書)など。訳書に『チャイニーズ・ライフ』(明石書店)。最新刊は『香港とは何か』(ちくま新書)。公式HPは https://nojimatsuyoshi.com
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