インテリジェンス・ナウ
米情報機関が狙うイランの“アキレス腱”
今年の国際舞台では、イランが主役になりそうだ。 首都テヘランでは、イラン改革派勢力の反政府デモが続き、国連安全保障理事会は、核開発を強行するイランに対して制裁決議案を審議する見通しだ。だが米情報機関は、イランの意外な「アキレス腱」を狙って、秘密工作を展開している。 イランの最高指導者ハメネイ師は、ムサビ元首相ら改革派に対して「彼らはイスラム体制の一部たる資格を失った」と、政治の表舞台から抹殺する可能性を示唆。改革派のリーダー、ムサビ元首相はウェブ上で、自分自身は「殉教することも恐れない」とする声明を出した。

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