沖縄サミットを迎える外務省の不協和音

執筆者: 2000年7月号
カテゴリ: 外交・安全保障 政治
エリア: 日本

次官レースをめぐる省内抗争で風通しは悪くなる一方 九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)が、いよいよ目前に迫った。七月二十一日―二十三日、沖縄・名護市の万国津梁館を主会場として開催されるこの二〇〇〇年サミットでは、ホスト国・日本の森喜朗首相が首脳会議議長の大役を務めることになる。 沖縄サミットの議長役は、本来ならば故小渕恵三前首相の晴れ舞台となるはずだった。が、前首相は志むなしく世を去り、それは図らずも森後継首相の役回りとなったわけだが、その森首相の危なっかしさは周知のとおりだ。あれでサミット議長の重責が果たせるのか――官邸スタッフや与党首脳部、サミット所管の外務省などが、密かにこう心配し続けたのは無理もない。

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