ドイツの情報機関が明らかにしたところによると、サウジアラビア出身の富豪オサマ・ビン・ラディンが、この夏にイタリアのジェノバで予定されているG8サミットの際、さまざまな妨害・破壊活動を展開するため、ネオナチグループなどヨーロッパ中の極右勢力に資金援助を開始したという。 サミットは何かセンセーショナルな行動を起こすことによって世界中の注目を集めようとする過激派や反グローバリズム団体にとって絶好の機会となるため、各国情報機関は欧州の極右勢力がビン・ラディンの豊富な資金を得たという情報に神経を尖らせている。

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