「クリスティ再選」で戦いの火ブタが切られた「共和党大統領候補」指名獲得争い

執筆者:足立正彦 2013年11月20日
エリア: 北米

 10月末から11月中旬までの半月余り、ボストン、ニューヨーク、ワシントンDC、ダラスといった米国の4つの主要都市を訪れ、元米国政府高官や大学、シンクタンクの米国政治研究者、コンサルタント、メディア関係者らと意見交換を重ねてきた。ワシントンDC滞在中の11月5日には、今後の米国政治の方向性を見極めるうえでも非常に重要な、ニュージャージー州、ヴァージニア州の州知事選がそれぞれ行なわれた。そうした意味でも、非常に興味深いタイミングで広範な関係者と意見交換を行なうことができた。今回の米国滞在中に自ら感じた米国政治の新たな動向などについて、数次にわたり取り上げていきたい。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦(あだちまさひこ) 住友商事グローバルリサーチ株式会社シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から米州住友商事ワシントン事務所に勤務、20年4月に帰国して現職。
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