昨日、高杉良さんの好評連載「小説・めぐみ園の夏」第5回目をアップロードしました。いじめっ子らから一目置かれる存在になった亮平。知らぬ間に妹を養子に出されてショックを受けるが、つかの間の幸福感に浸れる時もあって……。
「池内恵の中東通信」には2本の新エントリ。
「チュニジアのナハダ党が政教分離を掲げる」:「アラブの春」の口火を切ったチュニジア。ほかのアラブ諸国とは対照的に、民主主義のサイクルが着実に根付きつつありますが、今度はイスラム主義政党のナハダ党が政教分離の方針を明らかにしました。
「ブラジルのテメル大統領代行はレバノン系」:ブラジルの大統領代行がレバノン系であるように、レバノン・シリア系の移民が力を持った国は結構あります。中東からの難民問題を考える時、それを念頭に置くことは必要です。
週末から本日にかけての更新記事は3本です。
「『北朝鮮レストラン』の実相(下)究極の『ブラック企業』」(西岡省二さん):がんじがらめの生活の中、睡眠時間を削って音楽の練習もする女性たち。が収入の実に86%はピンハネされています。まさに究極のブラック企業の実態――。
「被災地『福島』で起きた『福祉法人背任疑惑』の呆れた顛末」(内木場重人さん):被災高齢者を収容する福祉施設が、前理事長の巨額の不正経理が原因で破綻の危機に。背任など刑事事件に発展しています。
「紆余曲折する『民泊解禁』ルール作りの現状」(原英史さん):観光立国ニッポンのための重要な施策として整備が進められている「民泊」ですが、急ピッチゆえか、そのルール作りにはさまざまな紆余曲折があるようです。