
6月21日、参院選公示前の党首討論会に臨む自民党総裁の安倍晋三首相(左)と民進党の岡田克也代表 (C)時事
今年後半の政局の最大の山場となる参院選が6月22日に公示された。7月10日の投票日に向けて、各政党、各候補者は全速力で走り出したが、国民の目は意外に冷めているようだ。当初、衆参同日選の可能性が取り沙汰されていたが参院選だけになってしまったことや、東京都の舛添要一知事の辞任による都知事選のほうが注目されてしまったこと、さらには「目玉」と言えるほどの候補者がいないことなども、選挙戦が今一つ盛り上がりに欠けている理由だが、それだけではない。

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