海外投資家が再び、日本株への「売り姿勢」を強めている。東京証券取引所が公表している週次の投資部門別売買動向によると、8月29日の週から4週連続で「海外投資家」が売り越しとなり、売り越し額は合計9800億円と、ほぼ1兆円近くに達した。
海外投資家は今年1月から3月にかけて5兆円余りを売り越したが、4月から8月26日までの累計では、売り買い拮抗だった。それが再び売り越しが続いているのだ。今年1-3月の売り越しと合わせると、累計での海外投資家の売り越し額は6兆円近くに達することになる。
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