第2の渦は、特別検察官の捜査の行方だ。韓国国会は昨年11月17日、政府から独立した「特別検察官」による捜査を行う特別法案を可決した。同22日の閣議で元ソウル高検長を務めた朴英洙(パク・ヨンス)弁護士をトップとする特別検察官が設置された。特別検察官の活動は準備期間20日、活動期間70日で、30日間延長できる。最初の活動期間の満了は2月28日だ。30日間の延長は黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行の承認が必要になる。黄教安代行が延長を承認するかどうかは明確でないため、特別検察官は2月28日を目標に捜査を行っている。
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