6月11日に実施されたフランス国民議会選挙第1回投票は、5月に選出されたエマニュエル・マクロン大統領率いる中道派「共和国前進(LREM)」が予想以上の大勝の見込みとなった。第2回投票は1週間後の18日に実施されるが、世論調査機関の出口調査による予測では、LREMは32%以上の支持率を得て、全577議席中415~455議席を得るという数字が出ている。既成政党は軒並み支持率を減らし、大物政治家の落選も目立つ。文字通りの政界再編が進み、フランスはマクロン大統領による新しい政治の実験段階に入る。
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