「北朝鮮危機」対処の処方箋(上)「テロ支援国家再指定」で米国が手に入れた「先制攻撃」の口実
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11月28日(現地時間)、北朝鮮のICBM「火星15」発射について発言するトランプ大統領 (C)EPA=時事
11月29日午前3時18分頃、北朝鮮は平安南道平城付近から弾道ミサイル1発を発射した。
そして金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は、北朝鮮はこのICBM(大陸間弾道ミサイル)「火星15」の発射成功をもって、「国家核武力完成の歴史的な偉業、ミサイル強国の偉業が実現した」と宣言した。
北朝鮮のこの挙に対し、ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスで記者団に、「この状況にわれわれは対処していく。非常に深刻な事態だととらえている」と述べた。
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