特別行政区とは言え、香港も中華人民共和国の一部である。それゆえ中国の国会に相当する全国人民代表大会(全人代)には36人の代表を送り込んでいる。2017年12月19日、香港では第13期全人代代表を選ぶ「代表選挙会議」が開催された。
名目上は香港の各界各層出身者とは言え、実体は香港の親中派によって構成されている同会議のメンバーは、1989人。このうち1796人が参加し、有効投票は1753票。49人の候補者のなかから選ばれた36人が、今年3月に北京で開催される全人代に参加することになる。
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