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フロリダ高校「乱射事件」水面下で進む恐るべき「隠し銃携帯許可法」

執筆者:青木冨貴子 2018年2月23日
カテゴリ: 国際 政治 社会
エリア: 北米
14日にフロリダ州の高校で起こった銃乱射事件。「銃社会」アメリカでは同じ悲劇が何度も繰り返されている (C)AFP=時事

 

 フロリダ州南部パークランドの高校で起こった銃乱射事件の翌日、

「精神疾患という問題に取り組まなければならない」

 ドナルド・トランプ米大統領はこう発言した。しかし、銃規制に関してはひとことも触れなかった。元生徒ニコラス・クルーズ容疑者が事件の1年以上前に精神科の治療を受けていたことから、問題は精神疾患だと断言したのである。

 フロリダ州の地元高校生たちは、17名の犠牲を出したこの事件の後になっても本気で銃規制に取り組もうとしない大統領と政府の無策に怒りまくっている。生徒たちは「変化が起きるまで声を上げる」と息巻き、ソーシャルメディアで訴え、授業をボイコットしてまでデモに繰り出す高校生もいるという。

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執筆者プロフィール
青木冨貴子 あおき・ふきこ ジャーナリスト。1948(昭和23)年、東京生まれ。フリージャーナリスト。84年に渡米、「ニューズウィーク日本版」ニューヨーク支局長を3年間務める。著書に『目撃 アメリカ崩壊』『ライカでグッドバイ―カメラマン沢田教一が撃たれた日』『731―石井四郎と細菌戦部隊の闇を暴く』『昭和天皇とワシントンを結んだ男』『GHQと戦った女 沢田美喜』など。 夫は作家のピート・ハミル氏。
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