風の向こう側 (22)

世界一目前「ジャスティン・トーマス」不調脱出の「極意」

執筆者:舩越園子 2018年5月11日
タグ: 韓国
エリア: 北米 アジア
「雲の上の人」から貴重な「アドバイザー」の関係に(2月の「ジェネシスオープン」にて。筆者撮影、以下同)

 

 昨今の米ゴルフ界は復活優勝間近と見られるタイガー・ウッズの話題で溢れ返っているが、ここ数年、ピラミッドの頂点を目指し、着実に歩を進めている期待の若者と言えば、ジャスティン・トーマス。ちなみに彼は今、ウッズと最も親しい選手でもある。

 トーマスはケンタッキー州ルイビル出身の25歳の米国人。アラバマ大学卒業後、2013年にプロ転向し、下部ツアーを経て2015年から米ツアー参戦を開始。ルーキーイヤー2015年の「CIMBクラシック」で初優勝を挙げると、翌年は同大会2連覇を達成し、2017年明けからはハワイで2週連続優勝も達成。そのときから彼の快進撃が始まった。

カテゴリ: スポーツ
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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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