「平和構築」最前線を考える
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アフリカ諸国「国際刑事裁判所」脱退騒動の深層

最大の資金拠出国・日本は2017年1月、ICCに「平和と正義の鐘」を寄贈している。これもあまり知られていない(左端・猪俣弘司駐オランダ日本大使、右から2番目・フェルナンデスICC所長、右端・ベンスダICC主任検察官)[在オランダ日本大使館提供](C)時事
7月6日、日本でオウム真理教の死刑囚7名に対する刑の執行が行われ、欧州諸国などは死刑制度を維持する日本の立場を批判した。ただし日本国内では、死刑制度の存続については世論がまとまっている。大量の死刑執行が行われることは珍しいだろうが、今後も日本は死刑制度を維持していくだろう。

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