【ブックハンティング】「イスラム過激派」「極右」衝突でも「共鳴」する理由

執筆者:国末憲人 2018年8月1日
エリア: ヨーロッパ 中東
『The Rage The Vicious Circle of Islamist and Far Right Extremism』の著者、ジュリア・エブナー氏のFacebookページ
 

 

 イスラム主義やイスラム過激派と、右翼ポピュリズムやナショナリズムは、欧州社会で厳しく対立する存在でありながら、分断社会を希求する点で極めて似通った将来像を描いている――。2018年6月21日付本欄「『欧州ポピュリズム』と『イスラム過激派』が重なる『分断』というキーワード」で、私はそう報告した。これは、南仏ニースを訪ねてイスラム過激派テロの現場を歩き、欧州各国の右翼政党の集会を取材したうえでの私的な感想だったが、同じような認識は次第に、専門家の間でも広がりつつあるようだ。

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執筆者プロフィール
国末憲人 1963年岡山県生まれ。85年大阪大学卒業。87年パリ第2大学新聞研究所を中退し朝日新聞社に入社。パリ支局長、論説委員を経て、現在はGLOBE編集長、青山学院大学仏文科非常勤講師。著書に『自爆テロリストの正体』『サルコジ』『ミシュラン 三つ星と世界戦略』(いずれも新潮社)、『ポピュリズムに蝕まれるフランス』『イラク戦争の深淵』『巨大「実験国家」EUは生き残れるのか?』(いずれも草思社)、『ユネスコ「無形文化遺産」』(平凡社)、『ポピュリズム化する世界』(プレジデント社)など。
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