1980年の独立以来37年にわたって国家を支配し、欧米メディアから「世界最悪の独裁者」などと言われた指導者の退任後、この南部アフリカの小国はどこへ向かうのだろうか。昨年11月にロバート・ムガベ氏(94)が事実上のクーデターで大統領の座を追われたジンバブエで7月30日、大統領選の投開票が行われた。選挙管理委員会は8月3日、クーデターで大統領の座に就いた現職のエマーソン・ムナンガグワ氏(75)が246万463票(得票率50.8%)を獲得して当選したと発表した。
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