トランプ大統領から公然と離反し始めた「大富豪コーク氏」

執筆者:足立正彦 2018年8月9日
エリア: 北米
よっぽど腹に据えかねた様子(トランプ大統領ツイッターより)

 

【ワシントン発】「大富豪のコーク兄弟」として知られる次男チャールズ・コーク氏と三男デヴィッド・コーク氏は、非上場企業としては全米第2位の規模を誇り、カンザス州に本拠を置く石油、化学などの総合企業「コーク・インダストリーズ」を経営する一方、自らが設立した政治ネットワーク団体を通じて政治活動にも積極的に関与し、とりわけ共和党の保守派勢力を政治資金面で支援するなど、多大な影響力を及ぼしてきた。

弟の引退表明

 だが、78歳になる弟のデヴィッド・コーク氏は、コーク・インダストリーズの上級副社長(EVP)や経営委員、子会社「コーク・ケミカル・テクノロジー・グループ」会長兼CEO(最高経営責任者)といった一族経営の事業からすべて身を引くことを6月初旬に明らかにした。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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