故マケイン上院議員の後任選びを巡る「政治的思惑」

執筆者:足立正彦 2018年9月7日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: 北米
死してなお波紋を呼び起こすほど、その死の影響は大きい(C)AFP=時事

 

【ワシントン発】 8月25日に81歳で逝去した共和党重鎮の故ジョン・マケイン上院議員(アリゾナ州選出)の遺体は、9月2日に母校であるメリーランド州アナポリスの米海軍士官学校の墓地に、1958年卒業の同窓であった故チャールズ・ラーソン元米海軍提督の隣に埋葬され、約1週間に及んだ一連のマケイン氏に対する追悼イベントが終了した。

トランプ大統領との緊張関係

 マケイン氏は、2016年共和党大統領候補選出プロセス時からドナルド・トランプ氏に対して大統領候補としての資質や政策面で厳しい批判を展開していた。対するトランプ氏も、ヴェトナム戦争従軍時に北ヴェトナム軍の捕虜として5年半を過ごしたマケイン氏の軍歴を揶揄するなど、2人の関係には常に緊張感が漂っていた。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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