「一帯一路」で中国「債務の罠」に蝕まれる世界の実情(下)

▲印は、ベンガル湾に臨むヴィシャーカパトナム、チェンナイ(=マドラス)、アラビア海に向かうムンバイ(=ボンベイ)、コーチンなどのインド海軍主要基地。中国の「真珠の首飾り」はこれらを取り囲むように配置されている(C)Fsight
ミャンマーでは、インド洋に面するチャオピュー港で中国が開発を進めているが、当面の中国からの融資73億ドルを13億ドルに引き下げることで、年内にも中国側と合意する。
ミャンマーの対外債務は100億ドルとされ、そのうち4割が対中債務で、「債務の罠」に落ちるのではないかと判断したと見られる。

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