原油価格が急落している一方で、米国産天然ガスの価格が急騰している。
「シェールガスは安いから、米国産LNG(液化天然ガス)を輸入することによって、日本としての輸入ガス価格の低廉化が実現できる」と信じ込んでいた関係者は、心穏やかではないのではないだろうか?
米国産LNGの初荷が入着したのは、2017年1月のことだった。
米国のLNG製造販売業者「シェニエール・エナジー」から「JERA(東京電力と中部電力の合弁会社)」が短期契約で購入したものだ。
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