「原油急落」「米国ガス急騰」でオプション取引会社「破綻」!

執筆者:岩瀬昇 2018年11月26日
11月15日のFT記事に掲載された衝撃的なデータ。まさに「急騰」(FTサイトより)

 

 原油価格が急落している一方で、米国産天然ガスの価格が急騰している。

「シェールガスは安いから、米国産LNG(液化天然ガス)を輸入することによって、日本としての輸入ガス価格の低廉化が実現できる」と信じ込んでいた関係者は、心穏やかではないのではないだろうか?

 米国産LNGの初荷が入着したのは、2017年1月のことだった。

 米国のLNG製造販売業者「シェニエール・エナジー」から「JERA(東京電力と中部電力の合弁会社)」が短期契約で購入したものだ。

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執筆者プロフィール
岩瀬昇 1948年、埼玉県生まれ。エネルギーアナリスト。浦和高校、東京大学法学部卒業。71年三井物産入社、2002年三井石油開発に出向、10年常務執行役員、12年顧問。三井物産入社以来、香港、台北、2度のロンドン、ニューヨーク、テヘラン、バンコクの延べ21年間にわたる海外勤務を含め、一貫してエネルギー関連業務に従事。14年6月に三井石油開発退職後は、新興国・エネルギー関連の勉強会「金曜懇話会」代表世話人として、後進の育成、講演・執筆活動を続けている。著書に『石油の「埋蔵量」は誰が決めるのか?  エネルギー情報学入門』(文春新書) 、『日本軍はなぜ満洲大油田を発見できなかったのか』 (同)、『原油暴落の謎を解く』(同)、最新刊に『超エネルギー地政学 アメリカ・ロシア・中東編』(エネルギーフォーラム)がある。
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