「衝動」で突き動かされる「トランプ大統領」

執筆者:足立正彦 2018年12月27日
エリア: 北米
暴走政権の「最後の要」マティス国防長官も去ることに(CAFP=時事

 

【ワシントン発】 クリスマス休暇入りを直前に控えた12月下旬、ドナルド・トランプ大統領を震源地とする2つの「激震」が発生した。

 1つは、トランプ政権発足直後から同政権の国防政策を指揮してきた「狂犬(mad dog)」の愛称で知られるジェイムズ・マティス国防長官が、対シリア政策などを巡るトランプ大統領との意見対立を理由に2019年2月末で辞任することを12月20日に明らかにしたことである。その直後、トランプ大統領に対する批判が与党・共和党の有力議員の間からも表面化する中、トランプ大統領はマティス長官の当初の退任予定時期を2カ月前倒しし、1月1日付でパトリック・シャナハン国防副長官を長官代行に就任させることを発表している。

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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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