中国の通信機器大手「華為技術」(以下、ファーウェイ)に象徴される、米中の技術覇権の攻防は激しさを増す一方だ。米司法省は1月28日、イラン制裁違反と企業秘密の窃盗などで同社や関連企業、孟晩舟・副会長兼最高財務責任者(CFO)を起訴した。米国の狙いは、個人だけでなく法人にもメスを入れることでファーウェイ全体が信頼できない企業とのイメージを世界に拡大させ、世界の主要市場から締め出すことにあるようだ。
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