イタリア「反EU」でのし上がった「ポピュリスト政党」のやり口

執筆者:花田吉隆 2019年2月18日
エリア: ヨーロッパ
イタリアのポピュリズム政権を担う「同盟」のサルヴィーニ党首(右)と「五つ星運動」のディ・マイオ党首 (C)EPA=時事

 

 イタリアでポピュリスト政権が誕生し、早8カ月が過ぎた。今や、ポピュリストの政権参加が珍しくなくなったヨーロッパでも、イタリアでポピュリストが政権を取ったことは衝撃的だった。

 イタリアと言えばEU(欧州連合)の経済大国であり、EUの前身、ヨーロッパ経済共同体(EEC)の創設メンバーである。いわば、EUの中心的存在だ。ついにそういうところにまでポピュリストの手が伸びた――。これは、ポピュリズムの脅威が全ヨーロッパを覆い尽くす前触れなのか。ヨーロッパの人たちは不安の目でイタリアを見つめた。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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