「欧州席巻」でも議会選挙で「ポピュリスト票」が伸びないワケ

執筆者:花田吉隆 2019年5月15日
エリア: ヨーロッパ
エマニュエル・マクロン仏大統領と10月に任期満了を迎えるジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長 (C)AFP=時事

 

 5月23日から26日まで予定される欧州議会選挙まであと1週間ほどとなった。これまであまり注目を集めることがなかったこの選挙も、今度ばかりは様子が違う。ポピュリスト勢力の躍進がEU(欧州連合)の将来を左右しかねないからだ。

 しかし、現在の予想では、ポピュリスト側の議席は思ったほどの伸びはなく、逆に、親EU勢力の議席は減るものの、他会派との連携で何とか過半数を確保しそうな勢いである。選挙結果は10月に任期満了を迎えるジャン=クロード・ユンケル欧州委員会委員長の後任人事にも影響する。また、ブレグジットに揺れるイギリスは選挙に参加する可能性が高い。

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執筆者プロフィール
花田吉隆 元防衛大学校教授。1977年東京大学法学部卒業。同年外務省入省。在スイス大使館公使、在フランクフルト総領事、在東ティモール特命全権大使、防衛大学校教授などを歴任。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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