緊迫化する「米イラン対立」に板挟み「EU」の苦悩

「イラン核合意」を巡って、緊張が高まる中東。イランのロウハニ大統領は、どう立ち回るのか (C)時事=AFP PHOTO / HO / IRANIAN PRESIDENCY
何やら世界がきな臭くなってきた。米国が中国、イラン、北朝鮮、ベネズエラに対して、二正面ならぬ“四正面”作戦を展開しようとしている。中でも、緊張をはらんでいるのが、「米中経済対立」と「米イラン軍事対立」だ。とかく米中に目が行くが、ヨーロッパから見れば、米中以上に緊迫感を覚えるのが米イラン対立だ。一部では軍事衝突も噂される。

「フォーサイト」は、月額800円のコンテンツ配信サイトです。簡単なお手続きで、サイト内のすべての記事を読むことができます。
フォーサイト会員の方はここからログイン