トランプ政権「閣僚・重要ポスト人名録」
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ウイリアム・バー司法長官
43. ウィリアム・バー司法長官(68)
ドナルド・トランプ大統領はジェフ・セッションズ司法長官を2018年中間選挙投票日の翌日(11月7日)に事実上更迭したが、12月7日には、次期司法長官にウィリアム・バー氏を指名していた。その後、上院司法委員会での指名承認公聴会を経て、米議会上院は2月14日に本会議場で指名承認採決を行い、賛成54票、反対45票の賛成多数で同指名が正式承認され、同日、司法長官に就任した。
セッションズ氏の辞任後、司法長官首席補佐官であったマシュー・ウィテカー氏が司法長官代行に就任して司法長官職を担っていたが、ロバート・モラー特別検察官の「ロシアゲート疑惑」の捜査のあり方に過去に批判的発言をしていたため、ウィテカー氏に対して野党・民主党が猛反発していた経緯がある。
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