「油上の楼閣」崩壊を物語った「ナイジェリア大統領選」

執筆者:白戸圭一 2019年3月6日
カテゴリ: 国際 政治
エリア: アフリカ
再選はしたが、ナイジェリアの舵取りは大丈夫か(中央がブハリ大統領)(C)EPA=時事

 

 ナイジェリアの独立国家選挙管理委員会は2月27日未明、23日に投票が行われた大統領選挙で、与党「全進歩会議(APC)」を率いる現職のムハンマド・ブハリ氏(76)が当選したと発表した。選挙には73人も立候補していたが、実際には再選を目指すブハリ氏と、最大野党の「国民民主党(PDP)」から出馬したオルシェグン・オバサンジョ政権(1999~2007年)の元副大統領、アティク・アブバカル氏(72)の一騎打ちであった。

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執筆者プロフィール
白戸圭一 立命館大学国際関係学部教授。1970年生れ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社の外信部、政治部、ヨハネスブルク支局、北米総局(ワシントン)などで勤務した後、三井物産戦略研究所を経て2018年4月より現職。著書に『ルポ 資源大陸アフリカ』(東洋経済新報社、日本ジャーナリスト会議賞受賞)、『日本人のためのアフリカ入門』(ちくま新書)、『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』(新潮社)など。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員を兼任。
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