ガンの早期発見・早期治療に欠かせないのがCT(コンピューター断層撮影)やMRI(核磁気共鳴法)といった画像検査だが、残念ながら受けさえすれば必ず見つかるというわけではない。
経済協力開発機構(OECD)が毎年発表している国別のCT保有数によれば、日本は人口100万人当たりの数がOECD加盟36カ国で最も多い。それも過去15年ずっと、である。直近の2014年のデータでは、2位・オーストラリアの64台を大きく引き離す107台で、ダントツ。人口100万当たりのMRI数も1位で、2位・アメリカの38台に差をつける52台だ。
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