「南ア総選挙」与党危機救った大統領の「難題」

執筆者:小泉大士 2019年5月17日
カテゴリ: 国際 政治 文化・歴史
エリア: アフリカ 日本
立ちふさがる「難題」にどう対処するか手腕が試される(C)AFP=時事

 

 南アフリカ総選挙(下院選、定数400議席)の結果が発表された。焦点だった与党「アフリカ民族会議(ANC)」の得票率は過去最低を更新したが、大幅な後退を免れたことで党関係者は安堵感を漂わせた。

 1994年の民主化以降、ANCが最も苦戦した今回の選挙を振り返ってみたい。

大統領個人の人気で

 南ア選挙管理委員会が5月11日に発表した最終結果によると、ANCは19議席減の230議席(得票率57.5%)。2009年の前々回選から3度連続で下降線をたどり、得票率が6割を切ったのは初めてだった。

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執筆者プロフィール
小泉大士 1974年生まれ。早稲田大学教育学部卒。1999年からインドネシアの邦字紙『じゃかるた新聞』の記者として同国の民主化を取材。2006年に毎日新聞入社後、社会部での事件取材などを経て、2016年4月からヨハネスブルク支局でアフリカ報道を担当する。
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