「ゴーン改革」と好対照「ルネサス」「JDI」再建失敗「経産省」の大罪

執筆者:大西康之 2019年5月21日
エリア: 中国・台湾 日本
多額の公的資金をかけた経済産業省の手腕が問われている

 

 半導体の「ルネサス エレクトロニクス」と液晶の「ジャパンディスプレイ(JDI)」。経済産業省の肝いりで作られた2つの「国策企業」が苦境に喘いでいる。ルネサスは膨大な在庫を抱え、主力工場で1カ月間、操業を停止。JDIは台湾、中国企業の傘下に入る。

 両社が産声を上げた2002年、「再建請負人」として日産自動車に乗り込んだカルロス・ゴーン氏は「日産リバイバルプラン」を完遂し、次の3カ年計画「日産180」を打ち出した。

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執筆者プロフィール
大西康之 経済ジャーナリスト、1965年生まれ。1988年日本経済新聞に入社し、産業部で企業取材を担当。98年、欧州総局(ロンドン)。日本経済新聞編集委員、日経ビジネス編集委員を経て2016年に独立。著書に「稲盛和夫最後の闘い~JAL再生に賭けた経営者人生」(日本経済新聞)、「会社が消えた日~三洋電機10万人のそれから」(日経BP)、「東芝解体 電機メーカーが消える日」 (講談社現代新書)、「東芝 原子力敗戦」(文藝春秋)、「ロケット・ササキ ジョブズが憧れた伝説のエンジニア・佐々木正」(新潮文庫) がある。
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