「米中首脳会談」の実相(上)ファーウェイ制裁緩和「安堵と疑念」
6月29、30の2日間にわたって開かれていた主要20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせて行われた米中首脳会談では、貿易協議を再開し、中国に対する制裁関税第4弾(新たに3000億ドル分が対象)の発動を米国が先送りするなどで合意した。つかの間の休戦だが、中国の習近平政権は今後の対米関係をどう位置づけているのか。
G20を前に筆者が中国のシンクタンクなどで講義・講演のために訪中した際、数度にわたって旧知の中国高官やシンクタンク関係者らが語った“中国の本音”を軸に報告する。
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