混迷「米朝中」下の「新グローバル戦略」とは何か

グローバル化が進む中で、この2大国は何を目指すのか (C)AFP=時事

 

 今は間違いなく乱世である。乱世とは、リーダーが不在でルールもない状況のことである。

 長い間、アメリカは国際社会の警察官の役割を果たしてきた。それが公平な存在であったかどうかは別として、国際紛争をある程度抑止できたのは間違いない。

 ところがドナルド・トランプ米大統領が就任してから、アメリカ第一主義の看板を掲げ、国際社会の平和と安定のためにこれ以上コストを負担しない姿勢を鮮明にしている。

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執筆者プロフィール
柯隆 公益財団法人東京財団政策研究所主席研究員、静岡県立大学グローバル地域センター特任教授、株式会社富士通総研経済研究所客員研究員。1963年、中国南京市生まれ。88年留学のため来日し、92年愛知大学法経学部卒業、94年名古屋大学大学院修士取得(経済学)。同年 長銀総合研究所国際調査部研究員、98年富士通総研経済研究所主任研究員、2006年富士通総研経済研究所主席研究員を経て、2018年より現職。主な著書に『中国「強国復権」の条件:「一帯一路」の大望とリスク』(慶応大学出版会、2018年)、『爆買いと反日、中国人の行動原理』(時事通信出版、2015年)、『チャイナクライシスへの警鐘』(日本実業出版社、2010年)、『中国の不良債権問題』(日本経済出版社、2007年)などがある。
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池内恵の中東通信

池内恵(いけうちさとし 東京大学教授)が、中東情勢とイスラーム教やその思想について日々少しずつ解説します。

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