独選「大人の必読マンガ」案内
独選「大人の必読マンガ」案内 (15)

含羞を帯びた痛切な鎮魂歌:山田参助『あれよ星屑』

執筆者:高井浩章 2019年8月15日
エリア: 日本

 英語に「brothers in arms」という表現がある。ともに武器をとった仲間、戦友を指す言葉だ。一定年齢以上の読者なら、ダイアー・ストレイツの名盤のタイトルを思いだすかもしれない。戦場という極限状態を共有した強い絆は、文学や映画でも、男の友情を描く格好の題材となってきた。

 『あれよ星屑』(エンターブレイン、KADOKAWA)は2人のbrothers in armsの友情を主題とした、いわゆる「バディもの」の傑作だ。ゲイ雑誌などで活躍してきた知る人ぞ知る漫画家だった山田参助は、この初の長編連載で一気に注目作家となった。

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執筆者プロフィール
高井浩章 1972年生まれ。経済記者・デスクとして20年超の経験があり、金融市場や国際ニュースなどお堅い分野が専門だが、実は自宅の本棚14本の約半分をマンガが占める。インプレス・ミシマ社の共同レーベル「しごとのわ」から出した経済青春小説『おカネの教室 僕らがおかしなクラブで学んだ秘密』がヒット中。 noteの連載はこちら→https://note.mu/hirotakai ツイッターアカウントはこちら→https://twitter.com/hiro_takai
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