「議席奪還」目指す「セッションズ前司法長官」に立ちはだかる「障壁」

執筆者:足立正彦 2019年11月19日
エリア: 北米
出馬表明はしたものの前途は多難(C)AFP=時事
 

【ワシントン発】 トランプ政権で主要閣僚のポストにいたある元有力政治家が、かつての自らの議席を再び奪還することを11月7日に決断した。

 その元有力政治家とは、ドナルド・トランプ氏が2016年共和党大統領候補指名獲得争いに出馬後、共和党上院議員として最初にトランプ陣営に加わったジェフ・セッションズ氏である。2018年11月まで、司法長官を務めていた。

真っ先にトランプ陣営に参入

 ディープサウス(深南部)のアラバマ州選出であったセッションズ氏は、上院議員時代には最も保守的な共和党上院議員の1人として知られていた。たとえば、2013 年1月に召集された第113議会の第1会期(〜2014年1月)で、当時「8人組(Gang of Eight)」と呼ばれていた故ジョン・マケイン(共和党、アリゾナ州選出)やチャック・シューマー(民主党、ニューヨーク州選出)、マルコ・ルビオ(共和党、フロリダ州)、リチャード・ダービン(民主党、イリノイ州選出)ら超党派の有力上院議員8名の主導によって上院本会議で賛成多数により可決された「包括的移民法改正法案」について、下院での審議入り前に事実上葬り去ったのがセッションズ氏である。

カテゴリ: 政治
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執筆者プロフィール
足立正彦 米州住友商事ワシントン事務所 シニアアナリスト。1965年生まれ。90年、慶應義塾大学法学部卒業後、ハイテク・メーカーで日米経済摩擦案件にかかわる。2000年7月から4年間、米ワシントンDCで米国政治、日米通商問題、米議会動向、日米関係全般を調査・分析。06年4月より、住友商事グローバルリサーチにて、シニアアナリストとして米国大統領選挙、米国内政、日米通商関係、米国の対中東政策などを担当し、17年10月から現職。
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