風の向こう側 (61)

「市原弘大」の「子どもたちのために」密かな行動と大きな願い

執筆者:舩越園子 2019年12月25日
カテゴリ: スポーツ
市原から大和くんにプレゼント(筆者撮影、以下同)
 

 ほぼ1年中目まぐるしく動き続ける世界のゴルフ界も、束の間のクリスマス休暇を迎えているが、休暇に入る直前、世界ナンバー2のローリー・マキロイ(30)は、故郷に新たなゴルフアカデミーを創設した。

 北アイルランドのホーリーウッドの町にある「ホーリーウッドGC」は、かつてマキロイの父親ゲリーがバーを開いていた場所であり、マキロイは幼いころから父親の「職場」でもあるそのコースに毎日のように足を運び、ゴルフクラブを振っていた。

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執筆者プロフィール
舩越園子(ふなこしそのこ) ゴルフジャーナリスト、2019年4月より武蔵丘短期大学客員教授。1993年に渡米し、米ツアー選手や関係者たちと直に接しながらの取材を重ねてきた唯一の日本人ゴルフジャーナリスト。長年の取材実績と独特の表現力で、ユニークなアングルから米国ゴルフの本質を語る。ツアー選手たちからの信頼も厚く、人間模様や心情から選手像を浮かび上がらせる人物の取材、独特の表現方法に定評がある。『 がんと命とセックスと医者』(幻冬舎ルネッサンス)、『タイガー・ウッズの不可能を可能にする「5ステップ・ドリル.』(講談社)、『転身!―デパガからゴルフジャーナリストへ』(文芸社)、『ペイン!―20世紀最後のプロゴルファー』(ゴルフダイジェスト社)、『ザ・タイガーマジック』(同)、『ザ タイガー・ウッズ ウェイ』(同)など著書多数。最新刊に『TIGER WORDS タイガー・ウッズ 復活の言霊』(徳間書店)がある。
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