新型コロナ「米プリンストン大学」の対応と「検疫」の歴史

執筆者:前田弘毅 2020年4月8日
エリア: 北米 ヨーロッパ
ニュージャージー州ジャージーシティから臨むマンハッタン(C)EPA=時事

 

 ジョージアの自然派ワインについて紹介している間に、世界は大きな混乱に見舞われることになった。新型コロナウイルスは瞬く間に世界を覆い尽くそうとしている。

 筆者の米プリンストン大学での研究滞在も、ほぼ予定通りに終えたとはいえ、最後は混乱の中で現地を離れることになった。

 本来ならアメリカ大統領選挙は当然のこと、今年秋に行われる予定のジョージア(グルジア)の総選挙について詳しく述べる予定であったが、やはり新型コロナのことも少し記そうと思う。

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執筆者プロフィール
前田弘毅 東京都立大学人文社会学部教授。プリンストン大学近東学部客研究員。1971年、東京生まれ。東京大学文学部東洋史学科卒業、同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了、博士(文学)。大学院在籍中にグルジア科学アカデミー東洋学研究所に留学。北海道大学講師・客員准教授、大阪大学特任助教・招へい准教授、首都大学東京都市教養学部准教授などを経て、2018年より現職。著書に『多様性と可能性のコーカサス』(編著、北海道大学出版会)、『ユーラシア世界1』(共著、東京大学出版会)、『黒海の歴史』(監訳)『コーカサスを知るための60章』(編著)『イスラーム世界の奴隷軍人とその実像』(ともに明石書店)、『グルジア現代史』(東洋書店)など。ブログはこちら【https://www.hmaeda-tmu.com/】。
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