【提言】「対新型コロナ戦争」に即して「防衛関係費」を活用せよ

執筆者:林吉永 2020年5月1日
エリア: アジア
F35戦闘機(写真)を、新型コロナ蔓延の今慌てて購入する必要は……(航空自衛隊HPより)

 

 筆者は、航空自衛隊員として35年間勤務した。従って、航空自衛隊の応援をして然るべきである。

 しかし、ここでの提言が、「空自を強くするどころか、足を引っ張る」ことになり、筆者自身にとって、古巣に対する裏切りに等しい感情を湧き立たせる悩ましい内容であることを前もって断っておく。

今こそ「最高度の我慢」を

 日本では、先の戦争から75年経過しても敗戦のPTSD(心的外傷後ストレス障害)が消えず、自衛隊を「軍隊として認知する」ことに拒否反応が強い。

カテゴリ: 政治 軍事・防衛
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執筆者プロフィール
林吉永 はやし・よしなが NPO国際地政学研究所理事、軍事史学者。1942年神奈川県生れ。65年防衛大卒、米国空軍大学留学、航空幕僚監部総務課長などを経て、航空自衛隊北部航空警戒管制団司令、第7航空団司令、幹部候補生学校長を歴任、退官後2007年まで防衛研究所戦史部長。日本戦略研究フォーラム常務理事を経て、2011年9月国際地政学研究所を発起設立。政府調査業務の執筆編集、シンポジウムの企画運営、海外研究所との協同セミナーの企画運営などを行っている。
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